柳宗理のステンレスボウル

手際の良い料理を目指す人にとって、ボウルは必需品である。ちょっと卵をときたいとき、ちょっと野菜とドレッシングを和えたいとき、さっととりだせて、さっと使えて、さっと洗える。そんなボウルがあれば、料理はもっとはかどる。


柳宗理のステンレスボウルは、それを真正面から体現したようなボウルだ。

まず、第一の特徴は、なんといってもその美しいフォルムである!
この曲線美…

と、僕もいいたいところだが、そこはぶっちゃけよくわからない。美しいといわれれば、すごく美しい気もするが、普通といえば普通である。

いや、僕がこのボウルすすめたい理由はそうではない。
なにより使いやすいのだ。

使いやすいを極めたボウル


このボウルには、5種類の口径がラインナップされているが、同じサイズのものを重ねると、ぴったり重なって小さく収納できるのはもちろん、ぴったり重なっていても、すっと、とりだすこともできる。

そして、大きいものから小さいものまでが、美しく重ねられ安定性もよい。

また、ステンレスボウルは当然、電子レンジでは使えないが、実は、同型の耐熱ガラスボウルもあるのだ。
さらに、同型のザル(なぜか商品名はストレーナー)もある。

つまり、いろいろな用途のボウルやザルが同じフォルムで手に入るのだ。これは、キッチンに統一感を出したい人にとって、とても重要なことだ。

そして、このデザインは長い歴史を生き抜いてきたい商品だから、そんじょそこらのことでは生産中止になることはない。つまり、買い足しも自由自在である。

断言してもいいが、この商品は10年後も変わらず、購入可能なアイテムであると思う。

ちなみに、ちょっとおしゃれな人の家のキッチンにいくとだいたいこのボウルがあるかOXO(オクソー)のグッドグリップスだ。

なお、我が家のラインナップは以下のとおり。
ステンレスボウル 23cm×1、19cm×2、16cm×3
パンチングストレーナー 23cm×1、19cm×1、16cm×1
手つきパンチングストレーナー 16cm×2
耐熱ガラスボウル 16cm×2

柳宗理 ステンレスボール&パンチングストレーナー (16.19.23) 6pcsを買って、あとは買い足し。

柳宗理という人


最後に、2011年12月に永眠した柳宗理について、ちょっと触れておこう。

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僕が、柳宗理をはじめて認識したのは、まだ創刊から1年もたっていないCasa BRUTUS 2001年2月号だ。この雑誌の影響で、柳宗理が一般に知れ渡ったと思っているのは僕だけだろうか?

そのとき、大学生だった僕は、彼がデザインしたプロダクトに大きな感銘をうけた記憶がある。代表作はバタフライスツール。ニューヨーク近代美術館(MOMA)やパリのルーブル美術館のパーマネントコレクション(永久所蔵品)として選定されている。

日本の偉大なプロダクトデザイナーだ。

いま、ちょうど柳宗理 エッセイ (平凡社ライブラリー)を読んでいる。Casa BRUTUSに載っていた柳宗理は気のよさそうなおじいさんだったが、けっこう、攻撃的な内容でびっくりした。


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